先生の奥様が東北のご出身なので、何か家の中で東北らしいものがあれば、
写真を送ってくださいと、厚かましく、お願いしちゃいました。 (*^^)v その2
写真は
現代名工として有名だった小椋久太郎さん(当時83歳)の作品です。
先生が、昭和63年5月3日に、山奥の小椋久太郎さんの工房をたずねたところ、
やさしいお人柄の名人より、直接おすすめ頂いて購入されたものです。
写真では小さく見えますが
実物は35cmぐらいですが、大きく感じます。
めずらしい、イチョウの木でできています。
「公孫樹」といって子孫繁栄の縁起の良い木だと名人がおっしゃったそうです。
小椋久太郎翁は、先生がヨーガをしていると聞いて、興味を持たれ、
是非、達磨さんを書いた作品をと写真のこけしを勧めてくださったそうです。
写真のこけしのお腹に注目してください
達磨さんがいらっしゃいます。
先生は
「ヨーガ、座禅、瞑想に関係のある 達磨大師さんが立派で 眼光鋭く、
修行の模範になるので気に入りました。」とのこと、
また、「対照的に、こけしさんのお顔は素朴で愛嬌があり、慈しみ深いです。
しっかり修行して、その結果、自然体で芯からやさしい顔になれるといいですね。」
「他人にはやさしい顔で、自分には、厳しい達磨さんの顔で。。」
とおっしゃられていました。
こけしの裏に 作者小椋久太郎翁は松本一家の全員の名前と
インド語で真言まで入れてサイン(左の写真)をくださいました。
貴重なレアものです。
最後に先生より
『七転び八起きで、人生ぐんぐん進んでゆきましょうね!!』
●追加●
関西人にはなじみの薄いこけしですが、
子供の健康な成長を願うお祝い人形だそうです
頭に赤いお祝い柄の水引きが書かれてあったりするそうです。