ヨーガの体操していると、唾液はよく分泌するし、
クラスの前にトイレに行っているにもかかわらず90分のクラスが終わる頃になるとトイレに行きたくなるし新陳代謝が良くなって、体の老廃物は消えていってるなと本当に良く実感できます。
だけど、体だけがヨーガではないのです!
体の老廃物同様、心の老廃物なくなるのがヨーガ、
ココロもコダワリやわだかまりも取れてスッキリします。
心の老廃物の掃除が伴ってこそ本当のヨーガになるのです。
・・・・・と、わたしじゃなく先生がおしゃっておられました、
えへへ私の名言ではなく、得意の受け売りでした(*^。^*)
あと、今日は呼吸法について。
呼吸法上達の秘訣・・・・
・・・・練習方法のサンプルを教わりました。
それは、『二方向から攻めてゆく!!』
①力まないで気楽に、数を多くやる。
②数を少なくするが、そこそこ限界まで、細く長い呼吸に挑戦する。
以上の両方から練習してゆくと、
無理なく、楽に理想的な呼吸が身に付いてきます。
その結果、自律神経が整い、心身ともに健康が増進します。 感覚も鋭敏になるようです。
リラックスや気持よさに重点を置いて、まずは練習するようにとのことでした。
いきなり30分も1時間も呼吸法をするんだと踏ん張るんじゃなくって
①まずは、呼吸の観察をして、息と仲良しになっておくこと。
息とお馴染みになれば、次にコントロールが無理なくできるようになります。
②次に、力まずに、快適に呼吸が続いているか?
首筋を立てたり、眉間にしわをよせないで、穏やかに気持ち良く息が続いてゆくこと。
快適な範囲内で、そこそこ時間をかけて呼吸を続けること。
目いっぱいの息、限界まで深く長く呼吸するのが100%とすれば、
70%~80%程度で気持ち行く流してゆく練習をします。
それだけでも、心身に大きな健康効果がえらえます。
気持よさやリラックスを大事にすることが大切だ、って教えて下さいました。
なるほど(@_@;)
気持よさの積み重ねが30分や1時間の幸せな没入の時間につながっていくんですね。
③でも、もう一方 ではハードルを越えてゆくことも大切。
次の段階に向上していくために、少しは厳しさも必要だとお話しがありました。
肺を有効に活用するためにも、十分にエネルギーに満ちてきたと感じられるためにも、
自然な没入状態を経験するためにも、
いつまでも、機械的に惰性で練習していては、普段通りじゃ一向に肺が大きくなってくれないですものね。
ただし、初心者のうちは、自分の限界までの深い呼吸の練習は、2~3回程度で区切っておいて、無理がないか観察してから、気持ち良ければ再度挑戦する。
このように、急激に数を増やさないで段階的に慣れてゆくとこが賢明です。
呼吸法に成功するには、姿勢が大切です。
背筋を伸ばして、健康によい姿勢を定着させることが大切です。
そのためには、一日のうち用事と用事の間の手持ちぶさたの時間、「時間のクズ」を利用して、1、2分のあいだだけ充分に背筋をまっすぐする練習をすることが近道です。
「時間のクズを利用して、一日に何度も1、2分間、真剣に背筋を伸ばす練習をすること。 」
この表現は、阪大名誉教授、故佐保田鶴治先生の名言です。
以上、みなさんに貴重な先生のお話をおすそ分け伝授でした。