場所はオリッサ州、プリーより70キロほど離れたところに位置する、人里離れた美しい自然の中のです。
周囲は見渡す限りの草原と森が広がっている静かな環境です。道場の施設の名前はタポヴァン(苦行の森)と呼ばれています。
ここで、毎朝6:30より
松本先生のハタ・ヨーガクラスがありました。
参加者は日本人だけではなく、
チリ、デンマーク、インドの方たちを含た
国際的なクラスでした。
指導は松本先生なので、
日本でされているヨーガ教室より、急に難しいことをするわけではありません。
しかし自然がいっぱい!
お香の香る大理石のホールは神聖な雰囲気満載!
早朝の新鮮な空気!
ゆったりと流れる時間!
松本先生の指導されるハタ・ヨーガとミックスされ、
すべてが日本で受けるヨーガとは一味も二味も味わい深く、
身も心も浄化され、清々しい気分になれました。
時間はたっぷり2時間ほどあります。
初めはしばらく瞑想があり、
聖音オームの祈りから始まります。
心が静まったころ、
ようやく体を動かすアーサナが始まります。
日本と違うところは、他国の方たち向けに英語で松本先生が解説されます。
もちろん日本語での解説もしてくださるので、先生は大忙しです。
ときどき日本語の号令をかけ忘れられたりされますが、
日本からの参加者はほとんど英語なんてわからないのに大丈夫!
松本先生の号令はたとえ英語だけでもばっちり通じるのです。
日本では週に1回だけの待ち遠しいハタ・ヨーガ教室! ところが、インドでは毎朝ハタ・ヨーガの授業から1日が始まるなんてこれほどの幸福があるでしょうか。
日本からインドへの移動は結構大変ですが、
ハタ・ヨーガをすることによって
疲れた心身が芯から癒されました。
10日間連続して参加させていただきました。どの回もゆったりとアーサナをしているのに、毎日「エッ!これが最後のシャバアーサナなの?」と思うくらいあっという間に時間がたち、体がすっきりと気持ちよく、ますます元気に毎日を過ごせました。
松本先生がいつも私たちをリラックスさせてくださる
「魔法のような言葉がけ」は、インドでは、さらにどんどんパワーアップしていくようです。
その秘密は皆さんもインドでのリトリートに参加されたら、きっと納得していただけることでしょう。
このハタ・ヨーガの時間だけでも大満足ですが、
道場の先生のスワーミー・アーナンダージーのお話しや質疑応答など、
濃厚で至福の時間満載の研修会でした。
教室では案内されませんが、夏のインドでの静修会は18年間続いています。
ヨーガの本質に興味のある人は先生に相談してみてください。
きっと道筋を作って下さることでしょう。
以上 山田善子